サラリーマンの平均年収はどのくらいか?/税理士の年収の真実
そもそも年収とは、ボーナスや通勤手当なども含めて考えるのでしょうか?
給料からは、社会保険料や源泉所得税や住民税なども差引かれます。
年収とは、これらを差引かれたあとの手取り額を言うのでしょうか?
年収とは、文字通り年(1月〜12月)に支給されるすべて収入で、社会保険料や源泉所得税や住民税などを引かれる前の総支給額のことをいいます。
したがって、基本給の他、役職手当、家族手当、残業代など会社から支払われるすべての金額を含めて年収になります。
賞与は年収に含まれるか?
もちろん、賞与も年収に含まれます。
それでは、サラリーマンの年収はいくら位なのでしょうか?
平成26年民間給与実態統計調査結果によると、男性全体の平均年収は514万円です。
一方、女性全体の平均年収は272万円です。
平成25年の男性全体の平均年収は、511万円、女性全体の平均年収は271万円
平成24年の男性全体の平均年収は、502万円、女性全体の平均年収は267万円です。
これをみると、平均年収は少しずつではありますが、上昇しているようです。
次に、男女別の年収に着目してみます。
男性の年収は年功序列の影響も少なからずあるため、年齢とともに年々上昇していく傾向にあります。
例えば、20歳〜24歳の男性の場合、平均年収は265万円です。
これが、30歳〜34歳の男性になると、平均年収は446万円
となり、40歳〜44歳の男性になると、平均年収は564万円
になり、50歳〜54歳の男性になると、平均年収は656万円
となります。55歳を過ぎると平均年収は低下し始めます。
一方、女性の場合、年齢による差はあまりみられません。
結婚や出産、育児などによって仕事を離れる機会が多くなり、それに伴い年収は30代をピークにゆるやかに減少し始めます。
例えば、20歳〜24歳の女性の場合、平均年収は231万円です。
これが、30歳〜34歳の女性になると、平均年収は301万円
となり、40歳〜44歳の女性になると、平均年収は290万円
となり、50歳〜54歳の女性になると、平均年収は291万円
となります。