年収500万円の生活レベル/税理士の年収の真実

年収500万円の生活レベルとは?/税理士の年収の真実

年収500万円の生活レベルとはいったいどの程度なのでしょうか?

 

一口に年収500万円と言っても、年齢や家族構成などにより、年収500万円の生活レベルの実感は異なってきます。

 

例えば、20代独身で年収500万円に達している場合(金融、総合商社、広告などの企業で働く人や弁護士、公認会計士、医師などは可能性が高い。)、税金と社会保険料を差引くと手取りは約400万円となります。

 

仮に、一人暮らしをしていて家賃が月8万円程度、食費・水道光熱費・通信費などで月7万円程度とすると自由に使えるお金は年間で220万円程度となります。
これだけあれば、数十万円の高級品をたくさん買わないかぎり、借金などをせずに身のまわりの欲しいものは買えます。
また、ゴールデンウィークやお盆休みや年末年始の海外旅行も可能です。
車も大抵の国産車であればローンで買うことができます。

 

これに対し、小学生の子供が2人いる場合の生活スタイルはどのようになるのでしょうか。

 

年収500万円で家族4人の生活は厳しいものがあります。
基本的には、毎日の食事は自炊し、ご主人の昼食もお弁当にするか非常に少ない小遣いの中からやりくりしてもらう必要があります。
海外旅行はもちろんのこと、国内旅行に行く余裕もないので、ゴールデンウィークやお盆休みや年末年始には、近くのショッピングモールや遊園地などで時間を過ごすこととなります。
車も国産車のワンボックスか軽自動車がメインとなります。
子供が大きくなるにつれて、学習塾や予備校へ行くための教育費等が増えますので、貯金もしなければなりません。

 

賃貸住宅に住む場合の1ヶ月の出費は下記のような金額に押さえる必要があります。

 

1、住居費、75,000円
2、自動車関連、20,000円
3、水道光熱費、20,000円
4、食費、30,000円
5、通信費、12,000円
6、日用品、10,000円
7、娯楽費、10,000円
8、医療費、8,000円
8、生命・医療保険、15,000円
9、学資保険、20,000円
10、小遣い、30,000円
11、貯蓄、80,000円
合計、330,000円

 

その後、マイホームを購入する場合
住宅ローンの借入れ限度額が年収の5倍といわれているので、年収500万円であれば2,500万円ということになります。
実際には、5倍の2,500万円では返済が相当きつくなりますので、少し余裕をもたせた2,000万円程度の借入れに抑えておいたほうが良いでしょう。