税理士の年収ってズバリいくらなの?
1、税理士の年収って?
税理士の年収っていったいいくら位なの?」
「難しい税理士試験にパスして、やって手に入れ税理士という資格、きっと年収は高いに違いない。」
「いや、でも税理士だけでは食っていけずアルバイトで他の仕事をしているという話も聞いたことがある。」
「いったいどっちなのだろう?」
実は、税理士の年収は、年齢・経験・勤務先などによってまったく異なります。
それでは、税理士法人や会計事務所に勤務している人や独立開業している税理士の年収はいったいいくらなのでしょうか?
2、実務経験5年程度の税理士
税理士ってすごい年収なのではと考えている人もいますが、税理士という資格をただ取得したからといってすごい年収になるわけではありません。
税理士資格を取って、従業員が数名程度の一般的な税理士法人や会計事務所に勤務している場合には、年収は500万円程度だと思われます。
年収500万円を高いと考えるか低いと考えるかは人それぞれですが、税理士試験にかけた時間や学校に支払った受講料・教材費などを総合的に勘案すると、年収500万円という数字は低いと言えるのではないでしょうか。
3、実務経験が豊富で一般的な税理士法人や会計事務所で責任のある地位にある税理士
又は、中規模の税理士法人や会計事務所に勤務する税理士
一般的な税理士法人や会計事務所で責任のある地位に就くと年収500万円以上になるかもしれません。
同様に中規模の税理士法人や会計事務所に勤務する税理士は年収500万円以上になるかもしれません。
年収500万円以上と言ってもこのクラスの場合は年収1,000万円に到達するのは難しいと思われます。
また、大手の税理士事務所や会計事務所の場合は、特に責任のある地位に就かなくても年収500万円以上は確保できるでしょう。ただし、相当な時間の残業もあります。
小規模な税理士法人や会計事務所、中規模な税理士法人や会計事務所では、なぜ年収1,000万円に到達するのが難しいか、それは、全国の税理士法人や会計事務所の実態をみれば明らかです。
最近のデータによると、税理士法人や会計事務所の職員一人当たりの売上高は全国平均で約800万円程度です。
つまり、平均的な税理士法人や会計事務所では、もともと一人当たりの売上高が1,000万円に到達していないのです。
一人当たりの売上高が約800万円程度では、年収1,000万円以上を超える職員を多く抱えることは相当難しいと思われます。
4、中規模の税理士法人や会計事務所に責任のある地位にある税理士、大手税理士法人や会計事務所のベテラン税理士、独立税理士
このクラスになると年収1,000万円も実現することができます。
5、大手税理士法人や会計事務所で責任のある地位にある税理士、成功した独立税理士
このクラスになると年収3,000万円以上も可能ですが、税理士全体から見ればごくわずかです。
成功した独立税理士とは、数十名の職員を抱える規模の税理士法人や会計事務所の所長である税理士などです。
6、まとめ
税理士になるには、たくさんの時間と、たくさんのお金と、たくさんの労力と、たくさんのストレスがかかります。
こちらのサイトを参考にしていただき、自分にふさわしい税理士法人・会計事務所を選び、「税理士になって本当に良かった」と思えるような人生を送れるといいですね。
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